コンシェルジュ日記

O男さん【第4話】

しばらくした頃、珍しくO男さんからお電話をいただきました。
「明日、両家でお食事会をするのだけれどどうしたら良いでしょうか?
実は僕の離婚暦のことをまだご両親に話していないのです。」と仰います。

「大丈夫ですよ。誠意を持ってお話なさればご理解いただけますよ。」の言葉以外に励ます言葉もなくコンシェルジュは心配しながらO男さんからのご連絡を待ちました。

「一日千秋の思い」という言葉をこの時ほど実感したことはありませんでした。

翌日の朝O男さんから嬉しいご報告をいただきました。
「両親たちで意気投合してしまって僕たちの出る幕はありませんでした。
親4人で旅行に行く約束まで出来てしまって昨日食事の後は6人で彼女の実家にお邪魔して夜遅くまで飲んで騒いでおりました。
お酒の上でですが離婚暦?それがどうした?と言われてしまいました。ご連絡が遅くなって申し訳ありません。」

O男さんがパーティーご参加お申し込みのお電話を下さってから3ヵ月半でした。


♪先日O男さんから「結婚できない友達の男性」を「結婚させてください」とのお電話をいただきましたので「第2のO男さんになっていただけるように」とお返事させていただきました。
「女の子が生まれて3人家族になりました。尻に敷かれる幸せを感じる毎日賑やかに喧嘩しながらも仲良くやっています。あの時きっかけをくれて、話を聞いてくれて本当にありがとうございました。」
とのお話に「この仕事をしていて良かった」と改めて思うコンシェルジュでした。

「運命の人」といつまでもお元気でお幸せにお過ごしになれますよう・・・・。

・・・・end

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