コンシェルジュ日記

C男さん(医師)36歳【第4話】

何一つ欠点の無いC男さんに何故結婚相手が決まらないのか「ご縁」という言葉を恨めしく思い始めた頃でした。

ある日、26歳の可愛らしい女性がご入会になりました。
清楚で可憐な雰囲気の男性なら誰もが「守ってあげたい」と思うような方でした。
その女性にC男さんとのお見合いをお薦めしたところ
「ご立派過ぎて私には釣り合いません。万一結婚が決まっても家同士のお付き合いが出来ません。」と仰るのです。

C男さんからの「どうしてもお会いしたい。」という強いご希望とコンシェルジュの説得でなんとかお見合いが成立しました。
お見合い後、C男さんからは「謙虚で控えめで優しい女性にやっと会えました。結婚を前提に交際したいと思います。」というご希望があり、女性からの「本当に私で良いのでしょうか?」というお返事で交際が始まりました。

ご婚約、ご結婚へと進むのに時間はかかりませんでした。
女性の左手に輝く大きなダイヤモンドがC男さんの大きな愛情を物語るようでした。

女性はいつもいつも私達にC男さんへの感謝を語り、幸せいっぱいの笑顔を見せてくれました。C男さんは彼女の笑顔と感謝の気持ちを受け止めて大きく発展しお仕事もますます順調でしょう。

C男さんから「本当にありがとうございました。お世話になりました。」というご挨拶をいただいた時「私達も嬉しいのです。お幸せを分けていただいてこちらこそありがとうございました。」と申し上げるのが精一杯でした。こんな時はいつも嬉しさと淋しさで涙が溢れてしまうのです。

「謙虚さ、可愛らしさ、優しさ」全ての男性が女性に求めるものなのでしょう。

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